【有給大消化】一時帰国は嬉しい?悲しい?

【有給大消化】一時帰国は嬉しい?悲しい?

しばらく更新をお休みしていました。

というのも、会社でバカンスをもらい日本に一時帰国していたからです。

今まで1~2日程度の連休や卒業式のために1週間のお休みはもらったことがありますが、
まとまった長期休暇を申請したのはこれが初めて。

実は2歳年上の姉が結婚式を挙げるため、
それに合わせて2週間の有給を取って日本に帰ることにしたのです。

今回は一時帰国に向けて準備したものや感じたことなどを書いていきます。

会社での準備

ドイツの会社で有給を取るのはとっても簡単。

日本のように上司にお伺いを立てたり、理由を言う必要もありません。

有給申請のテンプレを自分で勝手に記入・印刷し、
社内書類の提出ポストに投函するだけで完了です。

何も問題が無ければ数日以内に受領メールが自動配信され、
社内カレンダーにも不在の期間を入力してもらえます。

ちなみに今回は2週間の有給を申請したのですが、周りの人たちからは
「りっつ、それはバカンスじゃないよ~!」と言われました。

そういえば、みんなは平気で3週間以上夏休みを取ってたし、
とある人は今年のバカンスが2週間と1週間に分かれてしまって、
2週間じゃバカンスにならないって嘆いてたっけな…(トホホ)

たしかに私も取得可能な有給日数はまだまだ残っているのですが、
かなり前に航空券を購入してしまっていたので今さら仕方ありません。



さて、有給の申請が完了したら、あとは直前の引継ぎです。

私の仕事は基本的に自分だけで抱えているため、
引き継ぎに関してはそんなに大変ではありませんでしたが、
同じチームや案件を共有している人たちには代理で対応してもらえるように
サマリーをまとめたりしました。

おかげさまで休暇中は会社からの連絡が一切無し!

フライト当日は会社を早上がりしてそのまま空港に向かったのですが、
その時もみんな気持ちよく送り出してくれました。

身の回りの準備

この夏は一時帰国を日々のモチベにして頑張っていたので、
8月後半にもなればカウントダウンが止まりません。

日本での買い物リストや食べたいものリスト、
そして会いたい人も全てリストアップしておきました。

ドイツにいるうちは、あれやろう!これやろう!と
リストにどんどん追加していく作業が楽しくてたまらないんですよね。

また逆に、ドイツからのお土産物なんかも用意しました。

今回は手荷物だけで帰国したかったので最小限となってしまいましたが、
本当はもっとたくさんの人にいろいろ買ってきてあげたかったなあ。

次回はスーツケースいっぱいにドイツのお土産を詰めて帰りたいと思います。

他に気をつけたことは家にある食品の管理。

2週間も家をあけるとなると、生ものはダメになってしまうので、
日持ちのするじゃがいもだけを残して他は全部消費しました。

そのせいで一時帰国の直前は家に食材が全然無く、逆に困ったり。

そして家に帰った時に少しでも居心地よい空間が広がっているようにするために、
掃除と家の片づけをちょっと入念にして家を出ました。

もし2週間ぶりに家に帰ってきて、物がそのままの状態で散乱していたら
確実に絶望的な気持ちになると考えたのです。

これはやって正解だったな。

ちょっとキレイすぎて寂しさ倍増した感は否めないけれど、
ただでさえ荷ほどきで部屋が散らかるので、予め整頓しておくに越したことはないです。

ただいま日本

飛行機に乗っている時間は11時間以上だけれど、結構あっという間。

高校3年生で初めてドイツに行った時は、飛行時間が長くて
とにかく退屈だった記憶がありますが、今では大したことではありません。

久しぶりに日本に戻ってきた印象は、

暑い!!!

湿度の高い暑さが日本らしいなあ、と飛行機の外に足を踏み出して真っ先に感じました。

入国審査の自動ゲートを通過し、入国スタンプを押してもらって、やっとただいま日本。
(スタンプは免税で買い物するために必要だから絶対忘れちゃダメ!)

さっそく空港から直接友達に会いに行くかたちで一時帰国がスタート。

そこからの2週間は怒涛の14日間です。

家族とお出かけしたり、友達と会ったり旅行したり、高校の恩師に挨拶しに行ったりと、
毎日どこかしらに出向いて誰かに会っていました。

もちろん大好きな姉の結婚式も良き思い出です。

前回は大学の卒業式のために1週間だけ一時帰国しましたが、
その時は本当に時間が無かったため、今回の2週間でリベンジできた気がします。

最後の日なんて、まるで日付に抗うかのように終電を逃してまで遅くまで遊んでいました。

この期間中に会ってくれた人たちには本当に感謝しています。

私が帰ってくると知って連絡をくれたり、多忙なのに予定を調整してくれたり、
みんな会いたがってくれて本当に嬉しかったです。

暖かい人たちに囲まれて幸せ者だなあ、と感じました。

一時帰国で感じたこと

最後に会ったときは大学生だった友達が、今では立派な社会人。

上下関係の話名刺の渡し方、とにかく全ての話題が新鮮でした。

一応私も社会人ですが、海外で働いているせいか、
私だけ学生気分が抜けてないような気がしました。

例えば服装や身につけるものであったり、
会社で気をつけていることや悩んでいることが、私と違うのです。

これは別に悪いことではないけれど、
改めて日本と海外では労働に対する考え方や環境が異なるんだなあ、と感じました。

その他に感じたことは、日本はとても便利な国で、
特に東京には飽和するほどたくさんのコンテンツで溢れていることです。

遊ぶ場所やご飯屋さん選びには事欠かないし、電車はたくさん走っているし、
東京はとても楽しい場所であると改めて実感しました。

都会の感覚を忘れていたので、電車の窓から夜景がチラっと見えただけでも感動したなあ。



私はドイツに永住する予定はないため、いずれ東京に戻るつもりですが、
それでもやっぱり今の私にとっては東京は異世界です。

住む場所というより遊びに行く場所、という印象。

とはいえ、この感覚は東京に1カ月も住めば失われるのもたしかです。

今現在の「ドイツに住んでいる」状況、その感覚を大切にしたいなと思いました。

嬉しいのか悲しいのか分からない一時帰国

この一時帰国はとても素晴らしいものでした。

とにかく毎日が幸せで、キラキラしていて、伸び伸びしていて、
一言で表すならば「最高」の一択。

みんなと一緒の時を過ごせるのが嬉しくて嬉しくて、
でもその反面、2週間後にはお別れしないといけないのが悲しくて悲しくて。

日本に着いた瞬間からドイツに戻るまでのカウントダウンが始まってしまうのは
最初から分かっていましたが、それでも刻々と日数が過ぎていくのは辛いものでした。

今の海外生活には満足しています。

ドイツで働いて生活するのは私の前からの夢だったし、
毎日のんびり過ごせるライフスタイルはまさに理想です。

それは日本にいた時からずっと望んでいました。

なのに、いざ日本に帰ってみると、
日本が恋しくて恋しくてたまらないのです。

ドイツに戻ったら、一人暮らしを頑張らないといけない。

ドイツ語で頑張って話さないといけない。

両親に甘えられないのもとても辛い。

一時帰国前は、頑張るのが当たり前で毎日気張っていましたが、
いざホーム(家族や仲良しの友達)の暖かさを思い出してしまうと、
ドイツに戻る時にその幸せ状態から引き離される感覚がするのです。

前回も一時帰国の直後は落ち込みましたが、
今回はそれ以上にズドーンと重いものがずっとのしかかっていました。

誰しもが感じる感覚なのかもしれない

自分の意志でホームを出てアウェイで挑戦する人は、
このあべこべな感情を持つことはよくあるのかもしれません。

というのも、私の留学時代の友達が全く同じことを話していたからです。

彼は高校卒業と同時にドイツにサッカー留学をし、約4年間海外で頑張っていました。

一時帰国の時は、やはり私と同様にドイツに戻る時が1番辛かったそうです。

また会社で仲良くしてくれている女の子は、
一時帰国後の初出勤日に私が思わず泣いてしまった時に
「私も親元を離れて働き始めて、帰省から戻った時はそうだったよ。」
と抱きしめながら慰めてくれました。

私は自分の意志でドイツで頑張ると言い張って出て行ったのに、
いざ実家に帰ると弱腰になってしまうのが、とても嫌でした。

ないものねだりみたいで、そんな自分を直視したくありませんでした。

でもこれは仕方のないことなのかもしれない。

いつも気張って頑張っているけど、たまには弱音を吐くのもアリなのかもしれない。

そうやって、本当は強くないけれど、それでも頑張るんだ!

と自分を認めてあげるきっかけなのかもしれません。

私も一時帰国から戻って数日が経ち、少しずつ感情が落ち着きました。

辛くなればまた帰ればいいし、本当に無理だと思ったら
心が死んでしまう前に辞めちゃえばいいのです。

でも私の場合、人生を長い目で見たらこのドイツでの生活は短期間だと思うので、
それならちょっとくらい辛くても、寂しくても、頑張ろうとまた思えるようになりました。

一時帰国はまたしたい

一時帰国が終わりドイツに戻った直後は本当にどん底のような、
あるいはもぬけの殻のような、悲惨な状態でした。

しかしそれでも仕事に行き、ご飯を食べ、外を歩いていると、
意外にも早く元の状態に戻れるものなんですね。

今日も夕方5時前に退勤してぶらぶら散歩をしていた時に、
「ああ、こんな生活ができるのもドイツにいるからだなあ」と
海外で働いているからこそ享受できるメリットを再確認できて、気持ちが明るくなりました。

どんな体勢で仕事をしていても怒られないし、
お腹が空いたらむしゃむしゃぼりぼり好きなものを食べていいし、
日本よりドイツの方がいいと思えることは他にもたくさんあります。

だからいつまでもホームシックでいるのは馬鹿らしく思えてきました。

とは言っても、やっぱり実家は大好き

帰ったらまた弱音を吐いたり、あべこべなことを言ってしまうかもしれないけれど、
それでも次の一時帰国が今から楽しみです。

大好きな人たちの顔を直接見られるのは、とっても素敵なことだからです。