「自分を持つ」とは?

「自分を持つ」とは?

「自分を持つ」ってなんでしょう。

先日母の知人からお褒めの言葉をいただき、その際に
「りっつちゃんは自分を持っていて偉いわね。なかなかそういう子はいないのよ」
とおっしゃっていたそうです(母経由で聞いた話です)。

いつの歳になっても褒められるのは嬉しいものです。

しかし彼女の言葉はどうもピンときませんでした。

私は「自分を持」っている自覚がないし、
海外で新卒就職したことがなぜ「自分を持つ」ことになるのか分からなかったからです。

そこで「自分を持つ」とは何なのか、徹底的に考えてみました。

就活中に出くわす形式的な自己分析で自分が向いている業界・職種を選ぶ前に、
まずは自分と徹底的に向き合ってみることが今後の人生において重要なのではないでしょうか。

自分の気持ちに正直になること

「自分を持つ」という言葉はいくつかの要素・あるいはステップによって
成り立っていると私は考えています。

私が「自分を持」っていると言われた理由のひとつに、
“人生を決める岐路に立った時、必ず心の声に耳を傾けている”
ということが挙げられます。

まだ20年ぽっちしか生きていないので人生の転機を語るには若すぎるかもしれません。

しかし私は今まで生きてきた中で、既に2回の大きな転機があったと自覚しています。

1つ目は高校3年生の頃、幼少から続けてきた芸能活動を辞めたこと。

2つ目は大学4年生で留学から帰国し、卒業後にドイツで働こうと決めたこと。

実はこの2つは微妙にリンクしており、1つ目の選択をしたからこそ2つ目がやってきました。

この2回あった転機に共通している点は、
周りのアドバイスや反対の声を押し切り、自分が本当に求めている方向に進んだということ。

決断はいつだって苦しいし、周りの期待を裏切ることもあります。

でも自分の人生は自分のものだし、他の誰のためのものでもない。

そう思ったら自分が1番やりたいことをやった方がいいと思いました。

ちなみに私はいつも「心がワクワクする方」を選んでいます。



自分を信じ、自分を応援すること

正直言うと、今までの選択が正しかったのかは私も分かりません。

こうして新卒でドイツに来てしまってよかったのだろうか、と思うこともあります。

けれど選択してしまったものは仕方がない。後に戻れません。

しかも自分から安全のレールを外れる選択をしたのだから、後悔はしたくない。

失敗しても成功しても、全部自分のせいです。

だから自分が自分の最大の味方になってあげて、
毎日自分のことを応援してあげるんです。

自分の中のプレイヤーとマネージャーの連携プレーで、やりたいことを成し遂げるんです。

周りの反応も、最初は反対していたり冷たいコメントをあるかもしれませんが、
自分のやりたいことを極めて頑張っている姿を見ると、不思議と周りも変化し応援してくれます。

他人なんて結局はそんなものなの。

だから他人の意見は参考にする程度で、あくまで自分の気持ちがファーストプライオリティー

だって自分を1番に応援してくれるのは自分だもん、最重要視して当たり前です。

リスク回避ばかりじゃ人生つまらない

これは特に就活をしている人に言いたいこと。

私の通っていた大学は金融業界に強く、多くの学生が滑り止めとして受けていました。

でもその理由は「とりあえず」とか「金融なら世間体もいいし」とか超適当。

もちろん金融業界を第一志望として受けて内定をもらった友人もいますが、
ほとんどはかなり適当なものでした。

そんなんじゃ入社してからがキツいし、興味ない仕事をこれから何年も続けられるの?

大学時代の友人らとは今でも連絡をとっていますが、
とある大手保険会社に入った友人はこんなことを言っていました。

「早く地方から出たいし、そもそも就活の時にもっと自分のやりたいこと考えとけばよかった」

ほらね、言ったでしょ?

ちなみに彼は就活を頑張っていましたし、出世欲も強め。

卒業する前までは、自分の経歴からしてこの職種が向いてる!大手だし将来安泰!
なんて豪語していたのに、どうやら仕事内容が楽しくないみたい。

もっと言ってしまえば、彼は実は金融が第一志望ではありませんでした。

詳しくは知りませんが、自分と志望職務はマッチしていると自己暗示をかけて、
自分の志望していた業界ではなく、金融に行ったようです。

リスク回避で自分の本当にやりたかったこと・興味があった分野にモヤがかかり、
結局全然興味ない世界に足を踏み込んでしまった友人や先輩は少なくありません。

自分の志望業界に進めるかどうかは、倍率や難易度もあるので簡単には語れませんが、
本当に行きたいならそこの業界の選考対策を万全にして臨んだり、
確実に夢を叶えるために然るべき努力をするはずです。

それでダメだったなら諦めるか、またチャレンジするかを決める。

でも一発で目標に到達できるとは限りません。人生はそんな上手くいかないしね。

他の人の例も挙げてましょう。

アナウンサー志望だったものの試験に落ち、泣く泣く別業界に行った先輩がいます。

しかしアナウンサーになる夢を諦めきれず、すぐに会社を辞め院生として大学に戻りました。
そして再び試験に挑戦した結果、見事アナウンサーの内定をゲットしたそうです。

時間がかかっても、どんなに大変そうでも、
本当にやりたいことがあるならチャレンジした方がいい。

リスク回避妥協ばかりをして自己欺瞞をするよりも、よっぽど後の人生がよくなります。

私は「やらぬ後悔よりやる後悔」派です。

まとめ

今日は「自分を持つ」とはなんなのか考えてみました。

就活をする時に、自分の将来について必ず考えると思います。

私はロケット鉛筆式に自動的に就活市場に出され、
一定期間までに内定がもらえないと無能とみなされるような日本の就活に共感できません。

しかし卒業後は何をしたいのか、自分は何になりたいのか、
そのようなことをじっくりと真剣に考えられるのも就活期間くらいです。

もしやりたいことが既に見つかっているなら、
それを実現させるためにあの手この手を使ってみてください。

自信がなくても、前例がなくても、周りに反対されても、
自分を持」って頑張ってみると意外に道は開けてきますよ!