【1週間限定】フラワーアート展

【1週間限定】フラワーアート展

今週末は近所の公園で開催されているフラワーアート展に行ってきました。

その公園の名前はGroßer Garten(グローサー・ガルテン)といい、
日本語で“大公園”を意味します。

読んで字のごとく、グローサー・ガルテンはとにかく広いのが特徴で、
敷地面積は147ヘクタールもあるんだとか。

ちなみに東京ドームが4.7ヘクタールなので、
単純計算すると東京ドーム31個分。昭和記念公園より大きいです

さて、今日はそんな大きな公園で行われていたフラワーイベントについて
レポ―トしていきたいと思います。



グローサー・ガルテンについて

冒頭で少しお伝えしましたが、グローサー・ガルテンはとにかく大きな公園です。

その歴史はかなり古く、はじまりは17世紀まで遡ります。

バロック様式のお城を中心に、今日ではレストランやカフェ、
ボートを漕ぐことができる池や動物園までもが公園の中に入っています。

敷地内には本格的なミニSLも走っていて、ちびっこたちにも大人気。

このグローサー・ガルテンは緑も豊かなので、カモやガチョウの他に
野生のリスやウサギなんかもよく見かけることができます。

私は毎日この公園を通って通勤しているので、
四季の変化を感じたり、野生動物との遭遇が毎朝の楽しみです。

フラワーアート展はお城の中

今回のお目当てであるフラワーアート展は、お城が会場でした。

実はこのお城、普段は中に入ることができない特別な場所なんです。

毎日自転車で通りかかるたびに「中に入ってみたいなあ」と
思っていたので、このビッグチャンスは逃すわけにいきません。

土曜日のお昼すぎにいそいそと向かってみると、行列ができていました。

待ち時間は15分くらいでしたが、
オンラインでチケットを事前購入している人は並ばなくていいそうです。

たぶん天気のいい土曜の午後だったから混んでいたのかな。

平日の閉館ギリギリとかであれば空いていると思いますが、
絶対に日中(太陽の光が差す時間帯)がオススメです。

料金は大人が11,50€で、その他学割もありました。

ちなみにカードはECカードのみ可で、クレジットカードは使えません。

人間と花の歴史

今回のフラワーアート展は春の花をメインに、
花にまつわるストーリーを11のテーマに分けて表現していました。

いくつか印象に残ったものをピックアップしたいと思います。

1番最初の部屋で見にするのは「1620年代のオランダ」

オランダでピンとくる人もいるかもしれませんが、
この国の象徴といえばチューリップです。

そのチューリップが初めてオランダにもたらされ、
熱狂的に受け入れられたのが1620年代だそう。

とにかくいろんな種類のチューリップが咲き乱れていました。

次の部屋は「1520年代のボタニカルガーデン」

ルネサンス・ヒューマニズムの時代に初めて登場した
“ボタニカルガーデン”を再現していました。

立派なオブジェと額に収められたドライフラワーが印象的でした。

次は私が1番気に入ったお部屋「ヒルデガルト修道院の庭」

時代は1120年代とさらに昔に遡ります。

そこに広がっていたのはヒルデガルト・フォン・ビンゲンのお庭でした。

ヒルデガルトはドイツ薬草学の祖であり、詩人であり、さらに作曲家でもあります。

私は以前ホメオパシーやフラワーエッセンスにお世話になったので、
なんだかとっても親近感が湧きました。

お庭の再現だけでなく、リースや柱の装飾も見事でした。

1階の展示は他にもいくつかありましたが、ここでは割愛。

細部にもこだわり抜いた階段を眺めながら2階に上がると…

まず目に入るのが、じゃがいもコーナー(笑)

じゃがいものヨーロッパ進出時を描いていますが、
いかんせん写真映えしないのでここもカット。

あ、でもじゃがいものリースは必見です。

さて、じゃがいもを通り抜けると天井の高いホールが広がっていました。

とっても興味深かったエリアは「100年後のお庭」

100年後のお庭はどうなっているんだろう?
気候はどう変わってる?植物の種類は?技術は?

想像力を働かせながら作り上げるお庭は、なかなか面白かったです。

ちょうど太陽の光も差し込んで、とても幻想的でした。

その奥にある「ウィグマンとパルーカの未来のダンス」も面白かったな。

この部屋は1920年代のアヴァンギャルド時代をイメージしています。

ドレスデンで結成された表現主義“ブリュッケ”の影響を受け、2人のダンサー、
マリー・ヴィグマンとグレット・パルーカが新しいダンスを始めました。

赤い曲線は、画家ワシリー・カンディンスキーがパルーカの舞を色と線で表現し、
それを実際に立体に起こしたものです。

この部屋にあったお花は展示方法もなかなか斬新。

たくさんのお花が全て天井から吊るされた状態で飾られていました。

まとめ

今回は1週間限定のフラワーアート展に行ってきました。

入場料は安くはありませんが、お金を払う価値は十分にありました。

ひとつひとつのテーマがこだわりを持って作り込まれており、
花の知識があまりない私でもちゃんと楽しむことができました。

あとは会場全体が植物の新鮮な香りに包まれていたのも満足ポイント。

私が行った時間帯はかなり混雑していたにも関わらず、空気が澄んでいました。

話によると、およそ40000株の花と草が使用されているそうです。

興味のある方は、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

今年の開催期間は3/8(日)までです。