【選考時期とプロセス】ドイツの就活事情

【選考時期とプロセス】ドイツの就活事情

ドイツの就活で日本とまず大きく異なるのは、新卒が優遇されないことです。

新卒が優遇されないということは、新卒も既卒も同じ土俵で戦うということ

このことは既卒者にとってはメリットであり、新卒者にとってはデメリットかもしれません。

今回は新卒者にも既卒者にも知ってもらいたい
選考時期と選考プロセスに話題を絞ってお話しします。

選考時期

ドイツの採用時期ですが、日本のように3月から一斉によーいドン!なんてことはありません。

情報解禁日も決められていないし、会社説明会を決まった時期に行うこともありません。

ESの締切日だってありません。(そもそもESがない!)

ではいつ選考が行われるのか?

それは年間を通して、つまりいつでも募集しているし、いつでも応募できるのです。

ドイツでは入社時期が決められておらず、人によってバラバラなので
年度ごとに募集を区切る必要がありません。

そもそも新卒一括採用システムがないので、学生が一定の時期に人気企業に集まることもないんですね。

ドイツは日本のように卒業後すぐに就職というレールがないので、
卒業するまで就活を始めない学生が多く、また卒業して数年経ってから就職する人も多いみたいです。

むしろ新卒は経験がない=あまり使えない

と見なされるので、みんな就活までにインターンや留学を経験して箔をつけます。



選考プロセス

ドイツの就活の選考プロセスはとてもシンプルです。

  1. 気になる企業に履歴書を送る
  2. レスポンスがあったらgood! 電話面接をする
  3. オフィスで面接をする(最終面接)
  4. 内定!

以上です。

もちろん企業によって多少の差はありますが、
私の経験やドイツ人の友達からは話を聞く限り、この流れが主流みたいです。

1つずつ細かく見ていきましょう。

 

1.気になる企業に履歴書を送る

多くの企業はホームページに求人情報を載せています。

自分のやりたい職種の募集要項を確認し、担当者宛てに履歴書を送ります。

この募集要項ですが、100%合致していなくても大丈夫。まずは送ることが大事。

かなりの確率で書かれているのが、

この業界・職種での職務経験があること

いや、中途ならまだしも新卒なら無理でしょ。

インターンシップ経験があれば、それを経験として書けますが、
私はその経験すらないので、大学で身につけた能力やアルバイト経験をアピールしました。

実際の履歴書の書き方は、別記事の「履歴書の書き方」をチェックしてみてください。

 

2.レスポンスがあったらgood! 電話面接をする

レスポンスがない場合もあります。所謂サイレント。

もしレスポンスがあったらあなたはラッキー!

次のステップへと進めてもらえます。

また丁寧にお祈りメールをしてくれる企業もあります。

しかし、先ほど言ったようにドイツは年度で区切って一括採用していないため、
例えば人手が足りなくなった時にまた連絡がくることがなきにしもあらずだとか。

さて、今回は書類選考に通った場合の電話面接について紹介します。

電話面接はその名の通り、電話越しにインタビューが行われること。

電話ではなくSkypeの場合もあったり、これは企業によって様々です。

面接の流れやよくある質問はこちらの記事に書いています。

 

3.オフィスで面接をする(最終面接)

電話面接も通過したらついにオフィスに呼ばれます。

遠地からの場合は交通費を出してくれる企業も多いです。

面接の雰囲気は企業によってバラバラですが、基本的に和やかに進みます。

また、待遇の話など細かい部分に触れるのも最終面接ならではの特徴かもしれません。

お給料に関しては交渉で決められるので、
この段階に進む前までに欲しい給料の目安や平均賃金を調べておきましょう。

お給料はとっても大事なことなので、別記事「その給料、安い?高い?」で詳しく書いています。

 

4.内定!

連絡がきたら、あっという間に内定ゲットです。

そう、ドイツの就活は履歴書が通ってから内定までのプロセスがとても短いのです。

日本のように4次面接、5次面接など何度も面接がないのでストレスも少なく済みます。

まとめ

以上がドイツでの就活事情でした。

選考時期が決まっていなかったり、選考プロセスがシンプルだったりして、
就活のストレスとしては日本よりもやりやすいかもしれません。

ただ裏を返すと、
「新卒は就活シーズンに就活すればどこかしら入れるだろう」
という考えは通用しない
ということ。

就職活動をスタートさせると決意したら、
自分からアクションを起こし、受けたい企業をピンポイントで押さえ、
企業にとっていかに自分がメリットであるかをアピールできるかが重要になってきそうですね。