【老舗バウムクーヘン】Kreutzkamm

【老舗バウムクーヘン】Kreutzkamm

ドイツ発祥のお菓子で日本でも人気なものといえばバウムクーヘン

バウムクーヘンのバウムはドイツ語で、クーヘンはケーキを意味します。

私もバウムクーヘンが大好きなのですが、実はドイツではあまりメジャーではありません。

材料や分量、製法などが厳格に規定されており、
その基準をクリアしたもののみが「バウムクーヘン」として名乗ることができるそうです。

そのためか、普通のケーキ屋さんは基本的に見かけることがありません。

さて、そんなちょっとハードルの高いバウムクーヘンですが、
なんとドレスデンにはバウムクーヘンの老舗があります。

そのお店の名前は「Kreutzkamm(クロイツカム)」

1825年創業のクロイツカムは、老舗バウムクーヘン屋としてドイツでも指折りの知名度を誇り、
現在はミュンヘンにもお店があります。

お店はショッピングセンターの中

クロイツカムはAltmarkt Galerie(アルトマルクトギャラリー)という
ショッピングセンターの中にお店を構えています。

老舗にも関わらず、いかにも本店らしい店舗を抱えていない理由は、
第二次世界大戦中に街が全焼し、その後はロシア政府に支配され、
クロイツカムの閉業が強いられた過去にさかのぼります。

しかし戦後の絶望と混乱の中、フリッツ・クロイツカム(創業者の息子)は
アメリカ軍の管理下にあるバイエルン州で奇跡的に職を見つけ、
1950年にはミュンヘンでお店を再開することに成功しました。

クロイツカムの店舗がミュンヘンにもあるのは、このためです。

そしてフリッツ・クロイツカムが亡くなった1981年に、
彼の妻とその娘によって再びドレスデンの地にお店が開かれました。

出店場所は昔にお店を出していたAltmarkt(旧市街のマーケット広場)で、
2000年代にはここに大規模な商業施設が建設されたため、そのテナントになり現在に至ります。

ちなみにお店はマーケット広場側の入り口から入って1番最初にあるのですぐに分かります。



種類豊富なケーキと軽いカフェスペース

クロイツカムはバウムクーヘンの老舗として有名ですが、
実際はバウムクーヘン以外にもたくさんの種類のケーキがあります。

ここはマジパンやバタークリーム、ナッツ系等のどっしり系が多い印象。

たぶん現地の人はクロイツカム=バウムクーヘンとして認識してないんだろうな。

奥には自然光が入って明るく開放的なカフェスペースもあり、
ケーキや軽食を楽しみながらティータイムを過ごすお客さんで賑わっています。

とは言っても一応ココの売りはバウムクーヘン。

お土産用の商品もたくさん売られています。

ちなみにバウムクーヘンを店内で食べるとしたら、
グラムあたりで注文し、薄くスライスされた状態でサーブされます。

バウムクーヘントルテをテイクアウト

私が行った日は店内が混んでいて満席状態だったので、
テイクアウトにしました。

注文したケーキは「Baumkuchentorte(バウムクーヘントルテ)」

簡単に言うならバウムクーヘンケーキです。

実はドイツ語にはケーキにあたる単語が2つあり、
1つはKuchen(クーヘン)、もう1つはTorte(トルテ)があります。

クーヘンはオーブンで焼きっぱなしのケーキを指し、
トルテはキレイにデコレーションして冷蔵庫で保管するようなケーキ。

つまり私が頼んだのはクーヘンだけどトルテみたいな訳の分からないケーキ。

さて、いざ実食です。

たしかにクーヘンだけどトルテな仕上がり。

三角形の鋭角の部分はバウムクーヘンの切れ端みたいな層になれなかった部分を
凝縮させた感じで、味はバウムクーヘンだけど食感がふわふわです。

奥の層になってる部分は予想通りのどっしりとしたバウムクーヘンで、
砂糖のコーティングとの相性もバッチリ。

ちなみにコーティングと生地の間にはジャムのような存在も感じられ、
何の味か結局分かりませんでしたがアクセントになっていました。

大学時代の友人からシンガポールのお土産でもらったTWGの紅茶と一緒に、
優雅でまったりと贅沢な気分です。

せっかくならティータイムにあうオシャレなティーカップも欲しいなあ。

まとめとアクセス方法

今日はバウムクーヘンの老舗「Kreutzkamm」を紹介しました。

ドイツのバウムクーヘンって、日本で私たちが慣れ親しんでいるタイプとは
ちょっと違った風合いをしているので、お土産には結構オススメです。

日持ちもするので、ドレスデンに来た際は是非購入してみてください。
※ドイツの普通のスーパーやケーキ屋さんでは基本的に売っていません!注意!

ちなみにクロイツカムの目の前はクリスマスマーケットをはじめとする
様々なイベントが行われているマーケット広場なので、
ドレスデン観光をする際にはかなりの高確率で通過する地点だと思います。

観光ついでに是非立ち寄ってみてくださいね。