生きたドイツ語を身につける

生きたドイツ語を身につける

語学の勉強は海外で挑戦するためには必要不可欠です。

でも正直言って私はかなりサボっちゃうタイプ。

大学では文学部独文学専攻に所属していましたが、
同じ専攻の子と比較すると私はかなり不真面目でした。
(というか毎日バイトやサークルに明け暮れ、勉強の仕方すら忘れてた)

大学1年のドイツ語の授業なんて退屈でいつも寝ていたし、
ドイツという国は好きだけど、だからと言ってドイツ語を頑張るモチベには直結しませんでした。

それでも大好きなドイツでめいいっぱいエンジョイするためにはドイツ語を覚えなきゃいけない。

もっというならゲーテ時代のドイツ語じゃなくて今日の生きたドイツ語を習得したい

今日はそんな私が取り組んでみた勉強方法をご紹介します。



Easy Germanだけは毎日欠かさず見る

ドイツ語の勉強は本当に気が進まなかったけれど、
Easy GermanというYouTubeチャンネルだけは狂ったように見ていました。

このチャンネルはベルリン在住のドイツ人女性が、
毎回いろんなテーマを決めて街頭インタビューをしてくれます。

私が食い入るように1話も逃さず視聴していた理由は、なんといっても
ドイツの様子が動画で見れて、しかも全部ドイツ語・英語の字幕付きだから。

ドイツが好きという理由だけで独文学専攻に進んでしまった私にとって、
毎日の予習漬けはかなり辛く、そんな時のオアシスがこのチャンネルでした。
※私の大学は大学2年生から専攻が決まる制度でした

大学で読まされる難しい本からは学べない、話し言葉が聞けるが嬉しかったことに加え、
ドイツの街並み文化・メンタリティーに触れられるのが幸せで飽きずに見ていました。

留学しようと決めてからは、よく出てくる言い回しやイディオムを覚えてやろうと、
好きな回を全部ノートにトランスクリプトし、シャドーイングもしていました。

これをすれば直接ドイツ語能力が伸びるわけじゃなけれど、
街の人のドイツ語を真似して自分も喋ってみると、ペラペラになった気分になるんです。

この「自分ドイツ語喋れてる!」という感覚が次へと繋げます。

今日Easy Germanを久しぶりにチェックしてみたら、
ちょうど日本についての街頭インタビュー回を見つけました。

いいな、私もカーリーとお喋りしたかった!
(留学中に実は連絡してみたけど、私の住んでいる場所からは残念ながら遠すぎました)

Tagesschauもとりあえず見る

留学前の勉強はEasy Germanの熱心な視聴以外、一切やりませんでした。

当然勉強量が足りなかった私は、留学中に違う動画を見るようになります。

それがTagesschau(ターゲスシャウ)、いわゆるNHKの首都圏ニュース845。

ドイツではARDという放送局が毎日夜8時から15分間ニュースを流しています。

このニュースはテレビがなくてもパソコンスマホのアプリからでも視聴でき、
また見逃してしまっても、好きな時にアーカイブから見ることができます。

ちなみにこの番組はニュースなのでドイツ語のレベルも高め。

留学してすぐの頃は最後のお天気コーナーしか理解できませんでした。

それでもなんとなく毎日見続けると、だんだん情報が頭に入ってくるようになるから不思議。

ちなみにTagesschauを教えてくれたのは、語学学校の先生でした。

その日のニュースを見て内容を書いてくるという宿題だったのですが、
天気以外何も分からなかったと正直に書いたら、先生から慰めてくれた思い出があります。

ダサいらしいけどドイツ語の曲を聴く

留学中はやけに勉強モチベが上がる時と、全然勉強したくない時がありました。

私の勉強モチベがピークだったのは、留学開始から3か月後ぐらいだったかな。

受けるつもりのないDSH試験(外国人のためのドイツ語試験で、大学入試も兼ねている)を
周りに感化され受ける決意をしてから一気にヒートアップしました。

逆にそこがピークだったから、試験に合格してしまった後の半年間は結構怠惰だったな。

ドイツ語勉強モチベが上がっていた頃はとにかくずっとドイツ語を聞いていたくて、
Spotifyでドイツ語の音楽をランダムに流していました。

ドイツの若者でドイツ語の音楽を聴いている人ってあんまりいないんだけど(特に女の子)、
実は私は結構好き。コクがあって好き。

しっとり系の音楽にドイツ語をめちゃくちゃ詰め込んでくる感じがなかなかハマりますよ。

Spotify以外では、ドイツ語のミュージカルのサントラを狂ったように聴いていました。

メリーポピンズを観に行ったので、その時にCDを購入したのですが、
さすがミュージカルなだけあって単語がめちゃくちゃ聞き取りやすいです。

リスニングの練習にはならないだろうけど、スラスラ頭に歌詞が入ってくるようになると
そのうちフレーズが頭に残って、ちょっとした表現なんかは覚えられたりします。

アウトプットはタンデムあるのみ

タンデムとは言語交換のこと。

違う言語のネイティブスピーカー同士がそれぞれの言語を教え合うシステムです。

私の場合は日本語を勉強しているドイツ語母語話者がタンデムパートナーとなります。

このタンデムはドイツではかなりメジャーで、
「私タンデムパートナーを探してます!!!」と声を大にしてアピールすると
意外にいろんな学生が話しかけてくれます。(出会い目的の人もいるからそこだけ注意)

私もタンデムをしようという大義名分でドイツの友だちをたくさん作りました。

タンデムではお互いの言語を1時間ずつ話したり勉強をサポートするのが理想ですが、
何をするかは相手と自分次第。

私の場合はアイスカフェに行ったりクッキングをしたりプールに行ったり、
ただただ遊ぶのがメインでしたが、会話の練習は十分できたので収穫はありました。

むしろたくさん楽しい思い出が作れてめっちゃ楽しかったです(たまには真面目に添削したり)。

タンデムパートナー選びで重要なポイントのひとつは、相手の語学力

例えば相手の日本語レベルが高いと、普段から日本語での会話がメインになってしまいます。

私のタンデムパートナーの多くは日本語が苦手だったため、
おかげさまで私のドイツ語能力が上がったようです。

ちなみに留学中に知り合ったタンデムパートナーの多くとは、
今でも事あるごとに連絡を取り合うくらい仲良しです。

日本でタンデムパートナーが見つかるかどうかは正直分かりかねますが、
もしあなたが大学生だったら、留学生とタンデムができるチャンスはあると思います。
(国際交流サークルに顔を出せばもっと高確率で見つかるはず)

私の大学では交換留学の学内選考に合格した人は、留学生リストが手渡され、
自由に留学生とコンタクトを取らせてもらえました。

まとめ

今日は勉強不真面目な私がドイツ語を身につけた方法を紹介しました。

これらの方法で体得できるドイツ語の特徴は「生きている」ということ。

体で覚えた「生きている」ドイツ語は、そのまま日常生活でも使えるので実践的ともいえます。

ただし注意しなければならないのは、これらをしたからと言って
完璧なドイツ語が身に着くわけではないということ。

話し言葉は時に文法に誤りがあるし、やはり正しいドイツ語を取得するには
正攻法の勉強も多少は頑張らないといけません。

とはいいつつも、私の現在のドイツ語を鍛えてくれた大部分は
今日紹介したメソットによるものなので、机に向かう以外の勉強法も試す価値はありますよ。