東ドイツに人種差別はあるか

東ドイツに人種差別はあるか

今日は少し真面目な話をします。

でも暗い話ではないので、興味のある方は是非読んでいってくださいね。

さて、今日お話しするのは「東ドイツに人種差別はあるか」ということ。

結論だけ先に言うならば、心配するほどではありません。

私もドレスデンで嫌な思いはしたことがないので、ご安心ください。



東ドイツは極右の人が多い

東ドイツに右派の人が多いのは事実です。

AfD(ドイツのための選択肢)という政党が強いのも、もちろん東ドイツ。

そしてその傾向は年々増しているようです。

選挙のたびにAfDが議席数を増やしているということは、そういうこと。

ちなみに「ペギーダ」という名前を聞いたことはありますか。

ペギーダは反イスラム主義を掲げる、AfDとはまた別の極右政治団体です。

実はこのペギーダの本部があるのも、東ドイツのザクセン州ドレスデン

そう、私が住んでいる街です。

毎週ではないものの、月曜の夜はドレスデン市内でデモを行う熱心ぶりです。

怖い思いはしたくないので、この時間は出歩かないようにしています。

みんなが極右なわけではない

実はドレスデンに来る前、人種差別のことがとても気がかりでした。

でも実際に暮らしてみて、ビックリ。

ドレスデンはとても治安がよく、人種差別なんて一切感じません。

たしかにAfDは伸びているし、ペギーダも活動はしているけれど、
実生活で関わるたいていの人たちは、至って普通の温厚な人たちなんです。

会社の人はみんな優しいし、大家さんも近所のおばさんも、みんな普通です。

この理由のひとつとして考えられるのは、
私が住んでいる場所がそこそこの都市で、外国人が珍しくないからかもしれません。

ドレスデンを含む東ドイツは、戦後の政策でベトナム人を多く受け入れました。

その名残りは今も続いていて、街にはたくさんのベトナム料理屋さんがあります。

ベトナム以外でも、中国や韓国の人たちもドレスデンに住んでいます。

ヨーロッパの人がアジア系の国籍を見分けられるか否かは別として、
少なくともアジア人に対する嫌悪感はあまりないと思います。

もしも好意的に思っていなくても、露骨に嫌な顔をする人はいません。

だから安心して大丈夫。

ちゃんとドイツのルールを守って行動していれば、
変な目で見られたり、嫌がらせを受けることはほぼないでしょう。

コロナウイルスによるアジア人差別

さて、ここにきて気になるのが、コロナウイルスによるアジア人差別。

ここまで基本的に差別はないと書いてきましたが、
コロナウイルスの影響ですこーし、本当にほんの少しだけ、嫌な思いをしました。

この前、道端ですれ違った中東系の男性がいきなり
「ヘイ!コロナ!」と私に向かって叫んできたのです。

嫌な思いというか、もはや呆れてしまいました。

でも逆を言うとそれくらいしかありません。

巷では「電車で席を遠ざけられる」とか「咳をすると嫌な目で見られる」とか、
いろいろアジア人差別のケースがあがっていますが、それが珍しいだけ。

ドレスデンに住む日本人の知り合いも、特に嫌な思いはまだしていません。

これがドイツでも感染者が広がってしまったら状況が変わるかもしれませんが、
今のところ大丈夫そうです。

ザクセン州も今のところ感染者が出ていません(2/24現在)。
3/2にドレスデンの隣町ピルナにて、感染が確認されました。

早くコロナウイルスが収束に向かうといいですね!

まとめ

今日は「東ドイツに人種差別はあるか」について書いてみました。

“東ドイツ”といってもたくさんの州と都市があるので、
実際の状況はその場所に行ってみないと分からないというのが正直なところです。

でも、少なくともドレスデンは怯えるほど怖い場所じゃないよ!
ということがが伝えられれば嬉しいです。

ドレスデンでの留学やワーホリ、就職を考えている人は安心して来てくださいね。