私が海外就職した理由

私が海外就職した理由

いきなりですが、私は最初から海外で就職活動をするつもりはありませんでした。

みんなと同じように就活を頑張り、みんなと同じように日本で働くつもりでした。

しかし、それが不可能になってしまったのです。

正確に言うと、私が思い描いていた通りに就活を進めることができず
その結果海外で就職しようという運びになりました。

留学での出遅れ

私は大学3年後期から4年前期までドイツに留学しており、
ちょうどみんながインターンや説明会に通い始める頃に日本を離れてしまいました。

留学直前に夏のインターンに参加するなり、早期選考を実施してる企業を探すなり
何かしらの「就活」をすればいいものの、全く何もしませんでした。

毎日アルバイトしたり遊んだりすることの方がその時は重要に思えたからです。

「留学経験者だし大学もいいから、帰国後の9月から始めてもなんとかなるだろう」

そんな根拠もない自信を持って、ドイツに行きました。

留学先では同い年の学生が全部で6人いましたが、
私と女の子1人を除いて全員学年を落とすとのことだったので
もちろん就活モチベは上がりませんでした。

その女の子は就活の情報解禁日にリクナビに登録したり、
4月上旬に開催されるロンドンキャリアフォーラムに参加したりしていましたが、
私はそれさえやりませんでした。

だって4月はイースター休暇だから旅行したいもん。

「せっかく1年しかいられないのに、就活のために休暇を潰すのは本末転倒だ!」

といいながら自分を正当化し、就活をサボっていました。

しかし海外からできることなんて、たかが知れています。

気になる企業にスカイプ面接は可能か、あるいは9月以降に面接してもらえるか等、
問い合わせてはみるものの、あっさり断られました

留学中の就活モチベを下げる出来事は更に続きます。

それは日本で行われる交換留学生向けキャリアフォーラム

これこそ、私のような学生が一発で採用してもらえる神イベント!

しかし日にちを確認してみると、開催は7月であることが発覚。

ドイツは7月いっぱいまで授業があるので行けません。

泣く泣く諦めました。というより怒り心頭です。

夏選考を用意してくれている企業も、結局7月までしか待ってくれません。

この辺りから日本の就活スタイルへの嫌気が一気にヒートアップします。



秋採用に挑戦

9月1日に帰国し携帯番号を取得すると、すぐ就活を始めました。

不満たらたらでしたが、就活しないとフリーターになってしまうので必死です。

合説に足を運んでみたり、就活エージェントにも登録しました。

しかし、合説で気になる企業はゼロ

当然です。人気の企業は秋に追加募集する必要がありません。

こうなると頼みの綱は就活エージェントのみです。

しかし、いざ紹介していただいた企業の説明会に行き、
その場で適性検査を受けたところ、間もなくお祈りの連絡がありました。

適性検査で落とされることはまずないと聞いていたのでショックでした。

性格診断だけで落とされたので、ますます日本の就活が嫌になりました。

一本釣り就活

日本の就活に打ちひしがられながらも、唯一行きたい会社が一社だけありました。

その会社は日本の凝り固まった会社制度を改善できるような柔軟な考えを持っていたため、
事業内容から社風まで知れば知るほど大好きになりました。

この会社しか行きたくなかったので、9月中旬の段階で一本釣り就活に挑むことを決意します。

面接も順調に進み、3次面接・4次面接まで通過すると、
もうこれは大丈夫だ、たぶん内定もらえるぞ!と謎の自信を持ち始めます。

しかし、そうは問屋が卸しません。

最終面接の手前で落とされました。

泣きました。目の前が真っ暗になりました。

でも、なんとなく最後の面接で話した内容は薄っぺらいものだった自覚もあります。

だから不合格通知が届いた時は、なぜか納得している自分もいました。

練習台のドイツ企業

一本釣り就活をしながらも、実はドイツの会社にも履歴書を送っていました。

Twitterで誰かがリツイートしたドイツの会社の求人広告
私のタイムラインに流れてきたのです。

その広告を見た当時は一本釣り就活の真っ最中だったので、
もちろん挑戦するつもりはありませんでした。

しかし、

「いつかドイツで転職活動するかもしれないから、その時のために練習しておこう!」

という考えが即座に浮かびます。

ドイツの友達に大学の宿題だからと嘘をついて履歴書を添削してもらい、
即座にその会社に送りました。

ドイツでは履歴書を送ってレスポンスが来るまでが第一の壁なので、
正直言うと履歴書を送りつけるだけでも満足していました。

しかし1週間ほど経った頃、なんとメールの返信が!

そこには是非面接をしたいからスケジュールを合わせようと書かれています。

自信はゼロでしたが、せっかくの機会だしドイツ語の面接の練習をしようと考え、
空いている日時を伝えました。

そこからはトントン拍子です。

Skype面接をし、テスト課題をこなし、気づいたら内定をもらっていました。

一本釣り就活は2か月以上かけて失敗に終わったのに、
ドイツの会社は内定まで1か月もかかりませんでした。

日本の就活に失敗し絶望していた数週間後に、
冗談半分で受けていた会社から内定をもらえてしまったので、人生って本当に予測不可能です。

まとめ

ここまで読んでいただけると、
私が最初から海外就職をしよう志していた、いわゆる意識高い学生ではなかったことが
お分かりいただけると思います。

海外就職の経緯が計画的なものでないが故に、母親には当初反対されたりもしました。

それでも「日本の就活スタイルが気に入らないから海外に行く」

というのも立派な理由であると私は考えます。