留学先の選び方

留学先の選び方

留学を計画する上で重要なポイントのひとつがどこに留学するか。

今回は国は絞っているけれど、どこの都市・大学に留学するべきか迷っている時に
考慮するべき点をいくつか紹介します。

正直どこに留学しても海外経験を積めるという点では大差ありませんが、
生活スタイルはどこに留学するかでかなり変わってくるでしょう。

留学先で何を学びたいのかをよく考える

1年以上の長期留学を計画しているならば、
自分が学びたい研究分野が強い大学に行くに越したことはありません。

オンラインで大学のHPシラバスを検索し、
どんな授業が開講されているのかチェックするのはもちろん、
そこの教授の研究分野を確認するのは必須作業です。

でもただ語学が学びたい時はその作業はあまり必要ないでしょう。

なぜなら大学の本科授業を受けるとは限らないから。

例えば交換留学生向けの語学プログラムに参加するのみならば、
正直大学の強みを判断基準にする必要はありません。

図書館のクオリティー立地などを判断条件に含める程度でよいでしょう。



余暇をどう過ごしたいのか

大学そのもので比較する必要がない時に重要な判断基準となるのが、
授業がない休みの日にどう過ごしたいのか。

部屋に引きこもって勉強したいならあまり重要ではありませんが、
たいていは買い物をしたり、遊んだり、何かしら外に出る機会があるはずです。

そういったときに田舎都会ではかなり違いが出てきます。

例えば私が留学していたザールラント州はとにかく緑が多く、
電車の駅区間は毎回森みたいなところに住んでいました。

州都のザールブリュッケンは生活に不自由しないレベルで発展していたものの、
その一区画から少しでも外れたら正真正銘のド田舎でした。

ザールラント州が誇るの観光地、ザールシュライフェ。この絶景が大好きで3回もハイキングに行った

 

私はザールラントの“田舎感”がたまらなく大好きだったので最高でしたが、
都会の生活が好きな人にとっては不便なのは間違いないでしょう。

都会と違って終電は早いし、夜は真っ暗だし、スーパーは20時で閉まります。

またザールラントは州全体の面積がドイツで最も小さく、
定期券で遊びに行ける範囲が極端に狭いのがかなりのデメリットでした。
(=ちょっと遠出するだけで違う州に入ってしまいその度にお金がかかる)

しかしその代わりに、フランス・ルクセンブルクまでの距離が超短く、
気軽にドイツ国外に遊びに行けたのはとってもよかったです。

実はザールラントを留学先に選んだ理由のひとつが、パリまで2時間だからでした。
※美術館好きにとってパリは聖地です

留学先選びでは、つい行き先の国・地域のことばかり考えてしまうけれど、
「少し足を伸ばしたらどこに行けるかな」「隣の地域には何があるのかな」と
広い視野を持ってみるのもちょっぴり大事なポイントです。

日本語は封印?他の日本人との付き合い

留学先でどっぷり勉強(語学なり研究なり)に浸りたいなら、
日本人がいない都市を選ぶに越したことはありません。

私はボンで1か月の語学研修をした際、ほぼ日本語だけの生活をしていました。

ボンは日本人が多いし、日本語ができる優秀なドイツの学生も助けてくれるので、
ついつい日本語に甘えちゃう機会が多すぎたのです。

それはそれで楽しかったですが、交換留学ではそのような事態は絶対避けたかったので
日本人がほぼ皆無であろうザールラントを選びました。

ところが行ってみてビックリ。

私が留学した年はちょうど日本人が多く、
日本人コミュニティができてしまったのです。

幸い日本人コミュニティの中心が別の寮にあったので深入りせずに済みましたが、
もし私も彼らと同じ寮だったら…と想像すると少しゾッとします。

しかし日本人が皆無であってほしかったかというと、決してそうではありません。

部屋に集まってオールで語り明かしたり、旅行に行けたのはとってもいい思い出です。

なんといっても時差を気にせず、表現にも困らず伝えられる仲間が近くにいるって心強いですよ。

もちろんその小さな甘えも許さないスタンスで留学をストイックに乗り切るのもアリです。

意志が固い人なら、たとえ日本人が多い都市に行ってもきっと頑張れるはず。
※私は居心地のいい環境に流れちゃうタイプなので無理ですが

まとめ

今日は留学先選びで悩んだ時の判断ポイントを紹介しました。

交換留学の場合、自分の通っている大学次第で提携校が変わってくるので、
選択肢が多い場合もあれば、少ない場合もあります。

また留学先の大学によって語学力のハードルを設けてるところもあり、
好みだけで選べるわけではありません。

今日紹介した考慮ポイントはそのようなバリアを取っ払った上で
自由な選択ができるケースに限られてしまうかもしれませんが、
どちらにせよ頭の片隅に入れておくに越したことはないでしょう。