【有給消化率100%】ドイツの休暇制度

【有給消化率100%】ドイツの休暇制度

ドイツの有給消化率はほぼ100%です。

付与された有給は年内に使い切るのが当たり前。

ちなみに年間で付与される有給日数は最低ラインで24日間。

これは法律で定められており、多くの企業は1か月近く有給がもらえます。

私の会社はスタートラインが26日間で、勤続年数に応じて毎年1日ずつ増やしてもらえます。
(おそらく上限はあると思いますが)

有給の申請システム

新年度にあらかじめ申請してしまうケースが多いです。

とは言っても1か月間の休みをどう分配するなんて、先のことは読めません。

従って、既に計画を立てているものは申請できるときに済ませておきます。

1・2日間くらいであれば、有給を取る直前に言っても受理されますが、
少し長めの場合は遅くとも数週間前に申請するのがルールです。

ちなみに有給の申請に理由を告げる必要はありません。

話のタネに「どこ行くの~?」なんて話題にあがることはありますが、
よっぽどのこと(超ビックプロジェクトの納期など)が無い限りは却下されません。

有給の使い方も海外ではドカッと一気に休むのが通例で、
2~3週間の休みを取るのは当たり前です。

ドイツでは「休暇で心身共にリフレッシュをして、仕事への鋭気を養おう」
という考え方が浸透しているので、有給の申請に遠慮は必要ありません。

もちろん試用期間中(数か月~半年間のケースが多い)は
大胆な有給申請は避けた方がいいとされていますが、試用期間をクリアすればオッケー!

入社1年目でも、有給は年内に使い切ることが推奨されます。



病欠と有給は別物

日本では病気で会社を休む際に手持ちの有給を使って欠勤扱いにならないようにしますが、
ドイツではそんなことはしません。

有給はバカンスのためのものなので、病気の時は病欠で休ませてもらえます。

病欠の扱いは会社によって規定が異なり一概には言えませんが、
例えば私の会社では病気になって最初の3日間は診断書なしで休むことができます。

「体調不良は家でゆっくりすれば治るでしょ!」
という考え方に基づき、このルールが定められているようです。

ちなみに病欠だからと言って給料が差っ引かれることもありません。

病気になって6週間までは通常のお給料をいただけます(これも法律の規定)。

ただし年間休日数は少ない

有給はたっぷりもらえるし、病気で勝手に有給が削られることもない代わりに、
年間休日数は少ないです。

まずは2018年の祝日の日数を日本とドイツで比べてみましょう。

日本:16日間(振替休日を含めたら20日間

ドイツ:11日間(振替休日の概念すらない)

ドイツは宗教的背景により州によって祝日の日数が若干異なるため、
今回は私の住んでいるドレスデンが属しているザクセン州を例に挙げてます。

それにしても祝日少なすぎる!

ドイツも日本みたいに海の日とか山の日とか作ってほしい。

それに加え、ドイツでは年末年始もお盆休みもありません…。

元日はさすがにナショナルホリデーですが、
お正月休みの概念が存在しないのは寂しいものです。

留学中は1月2日から授業があり、さすがに泣きました。

まとめ

今日はドイツの有給休暇をテーマに、休みの制度について紹介しました。

日本で働いていると、有給を自由に使い長期休みを満喫することは容易ではありません。

しかし休みの日数だけに目を向けるならば、日本も結構恵まれた環境にあるんです。

ドイツの有給制度と日本の祝日、いいとこどりができたら最高なんですけどね。