ドイツ人は年末年始をどう過ごす?

ドイツ人は年末年始をどう過ごす?

昨日は仕事納めでした!

2月から働き始めて早10カ月、あっという間だったなあ。

でも昨日はやることがなく、出勤している人もごくわずか。

コアタイムの16時少し前に荷物をまとめて、さっと退勤してしまいました。

さて、今日はドイツのクリスマスホリデーと年末年始についてお話しします。

休暇は自分のタイミングで決めていい

ドイツの会社には年末年始の一斉休業といった文化がありません。

夏のバカンスと同様、自分の好きなタイミングで年末年始のお休みがとれます

日本だと取引先や親会社に合わせて決められてしまいますが、ドイツはそうではありません。

年末年始は休んで当たり前なので、会社がフル稼働しているのは実質12月上旬まで

中旬以降はどんどん人がいなくなるので、プロジェクトの進行スピードもガクッと落ちます。

私の会社はこの前の木曜、12月20日が仕事納めの人が多かったかな。

私のチームも例外なく、20日がラストかそれ以前に休暇に入る人が多かったので、
昨日出勤してたのは私だけ!

部屋でひとりパソコンをカタカタ打ってました…。

チームの人間がいないとできる仕事も限られるので、結局昨日は早く帰りました。


ここからは10日間くらいの冬休みです。

しかしドイツではクリスマスこそ大事にするものの、
大晦日やお正月を家族で盛大にお祝いする文化がありません。

従って三が日もなく、年明けは2日から普通の日に戻ります。

とはいうものの、私を含め多くの人は
年明けも少し余裕をもって有給を申請しているので、
1月3日から働き始める人や翌週の7日から働く人が多い気がします。

でも、もちろんこれも業種によって様々。

ホテルで働く人や医療関係の人は、
なかなか自由に年末年始の休暇が取れないそうです。

私の彼氏の親友は今年からお医者さんになったのですが、
休めるのはクリスマスの数日のみで、全然休めやしない!と嘆いていました。

会社の忘年会=クリスマスパーティー

ドイツの会社には忘年会はありません。

でもその代わりにみんなで楽しくワイワイ食事をするクリスマスパーティーがあります。

今年は12月の中旬ごろに市内のイタリアンレストランで開催されました。

もちろん上座下座もお酌もないので、もうごっちゃごっちゃです

早く着いた人から勝手に飲み始め、食事を自由に注文しました。

途中にクッキークイズなるものも行われました。

そのクッキークイズが結構面白くて、質問の内容が

  • 「会社で1番人気なクッキーの種類はなんでしょう?」
  • 「この1年で会社のクッキーは何キロ消費されたでしょう?」
  • 「会社の食材はいつもどのスーパーで注文されているでしょう?」
  • 「会社で1番人気なビールの種類は?」

といった具合です。

内輪だからできるクイズだけど、意外に難しくてみんな真剣に悩んでいました。

そして優勝者には大きな紙袋に入ったプレゼントが!

中身はもちろんクッキーの詰め合わせとクッキーのレシピ集。

さすがクッキークイズ、期待を裏切りません。

終始楽しくて笑えるクリスマスパーティーでした。

クリスマスは家族と過ごす

日本ではクリスマスは恋人と一緒に過ごすのが一般的ですが、
ドイツでは家族で過ごすものとして考えられています。

もちろんケンタッキーも食べません。
(この話をドイツで話したら、相手が大爆笑していました)

お祝いの仕方もかなり静かというか、落ち着いています。

1番の盛り上がりは24日のクリスマスイブなのですが、
この日は夕方に教会に行く人が多いです。

普段は礼拝に行かないけれどこの日だけ行く人も多く、
そういう人のことを指す「Weihnachtschristen(ヴァイナハツクリステン)」
という言葉もあるくらい。

まるで日本の新年の初詣みたいですね。

さて、気になる食事の方はというと、超質素。

本場のクリスマスはチキンやらグラタンやらご馳走が出てきそうですが、
イブ当日の食事は残念ながら超超超質素です。

もちろんこれも地域や宗派によって異なりますが、
私が彼氏の実家で経験した食事は素食でした。

だって、茹でたソーセージとポテトサラダだけなんだもの。

でも、ドレスデン出身の会社の女の子に聞いてみたら、
その子も同じと言っていたのでマイナーなわけではなさそうです。

その代わりと言ってはなんですが、
クリスマス時期はとにかく甘いものに囲まれています。

11月後半から毎日アドベントカレンダーをめくるのですが、
小窓を開けるとチョコが入ってるものが多く、必然的にチョコ漬けに。

会社でも彼のママからもチョコ入りアドベントカレンダーをいただいたので、
毎日最低2個は食べていました…。

そしてドイツの多くの家庭では手作りクッキーも焼きます。

ナッツやジャムの入ったものや、スパイスの効いたものまで様々です。

チョコにクッキーにとにかく砂糖漬けにされるのがドイツのクリスマスです。

クリスマスプレゼントはツリーの下に

クリスマスといえばプレゼントもつきものですね。

ドイツでももちろんクリスマスプレゼントを贈り合います。

ちなみに子どものいる家庭では、
24日の夜に「クリストキント」と呼ばれる天使のような存在が訪れます。
(宗派によっていろいろありますが)

クリストキントが来るまでは、
子どもたちはクリスマスツリーのある部屋に入ることが許されず、
ベルが鳴ってから初めて部屋に入ることができます。

そしてツリーの下にはクリストキントからのプレゼントが…!という設定。

これを引きずってか、大人になってもプレゼント交換の時間になると
みんな持ってきたプレゼントをツリーの下に集めます

プレゼントを贈る相手は恋人同士や親から子へだけでなく、
例えば兄弟間や友達同士でも交換し合います。

私は彼にはTシャツと手作りアルバム、彼のお姉さんには入浴剤セットと手鏡、
そして彼のママには日本で購入した手ぬぐいタオルとレターセットを包みました。

ちなみにクリスマスツリーは生の木が使われることがほとんど!

もちろんプラスチックのものも売っていますが、
たいていはクリスマス時期限定でオープンしてるモミの木屋さんで毎年購入します。

そして年明けくらいになると、ツリー置き場みたいなのが設置され、そこに処分します。

大晦日は友達同士で花火

クリスマスが終わるとまもなく大晦日が訪れますね。

ドイツでは大晦日は友達同士で騒ぎながら新年を迎えます

私が留学していた時は31日に友達の家でオイルフォンデュを楽しみ、
23時半からいそいそと花火の準備をしました。

そしてラジオを爆音でつけ、カウントダウンに合わせて花火を打ち上げました。

年が明けたら、日本では静かに「あけましておめでとうございます」を言いますが、
ドイツでは「あけおめぇぇぇぇ!!!」ぐらいのテンションでお互いハグします。

ちなみに花火に関しては、街で大勢の人と打ち上げ花火を見るパターンと、
家の前で小さな花火をするパターンがあります。

私が経験したのは後者で、おそらく今回の年越しもそうなりそう。

でも家の前の花火と言っても、ほとんど爆竹なので全然キレイじゃないんですよ…。

おまけに四方八方に飛んで危ないので、私はあまり好きじゃないです。

私はやっぱり実家で年越しそばを食べて、紅白歌合戦を見て、
最後にゆく年くる年を見ながら新年をお迎えしたいものです。

でもまあ、郷に入っては郷に従えなので、私もちゃーんと爆竹に着火します。

さて、一通り花火を楽しんだら新年のお祝いはおしまいです。

特にご馳走もでないしお年玉ももらえないので、普通の生活に戻ります。

ちなみに留学時代は1月2日から授業があったので、
おいおい泣きながら学校に行きました。

これだとどうしても新年を迎えた実感がなくて、
物足りなさが残るのが否めないんですけどね…。

まとめ

今日はドイツ人の年末年始の過ごし方についてお話ししました。

日本と全く異なるお祝いの仕方ですが、年末を大事にする心は日本もドイツも同じ。

この記事を読んでくれた皆さまにとっても、素敵なクリスマスになりますように!

そしてよいお年をお迎えください!